次の日曜にステーションのBBQ大会を予定している。参加する方々は「利用者さんと地域の支援者とスクラムが大好きな人」(という事は、このブログを見て下さっている方全員)何となく仲間内でやろうかと思っていたのだけれど、スタッフが利用者さんに声をかけ始めて、総勢60名程度集まる事になっている。利用者さん、支援者の家族や友達、パートナーの方まで連れてきてくださるという。外に出るのを苦手にしている、あの人も、そしてあの人も。
この仕事が困難だと思う事があっても、辞めたいと思う事がないのは、いつも利用者さんの勇気やその変化に驚かされたり、私が勇気をもらったりしているからだと思う。
地域包括ケアシステムをどのように構築していくのか。訪問看護が地域で何が出来るのか。今までこれが訪問看護だと思っていたところから少し手を伸ばして活動してみると、これほど絶妙ないいポジションに居る仕事はないのではないか、と教えて下さったのは先日のアウトリーチネットの研修会でお話しした木村潔さんの言葉。僕らが、ちょっと勇気を出して少し手を伸ばして活動し始めると、地域の精神科医療に新たな変革をもたらす事が出来るのではないかと、真剣に考え始めている。10月22日、11時~15時に川越の水上公園のBBQ広場で第1回スクラムBBQ大会を行う予定にしているので、スクラムが大好きな皆さまに是非ご参加頂けると幸いです。
Ns菊地