レオテーチャン

居場所づくりのプロジェクト第2弾(一応BBQが第一弾と思っている)

レオテーチャンでの食事会、結構な人数が集まって盛況のうちに終わった。

今回は相談支援事業所&訪問看護ステーション・ヨハク、訪問看護ステーション彩、そしてサポートあおいとリンクス川越事業所との共同のイベント

10月某日、いつものようにこの3事業所の代表と一緒にタイ料理のお店「レオテーチャン」に食事に行った際、店主の阿部さんが、私たちのテーブルにやってきて、お話を聞いてくださったのがきっかけで、全面的に食事と場所を提供して頂く形で行われた。

11月19日、集まった利用者さんと職員総勢30名以上

私の友人K氏のバイオリンの演奏、彩訪問看護ステーションの作業療法士Nさんのギター&ボーカルの演奏によって、会は最高潮に盛り上がった。

そして、何とも言えない優しい雰囲気の中

中島みゆきの「糸」を、レオテーチャン店主の友人である女性の利用者さんと、もう一人の利用者さんが即興で、バイオリンの演奏に合わせてマイクで歌い、皆で合唱となった時、何とも言えない感動を味わうことになった。

私は女性の利用者さんのお母さまが目頭を熱くして聴いていたのを見逃さなかった。そしてレオテーチャンの店主阿部さんが厨房から出てきて、そっとマイクを持った利用者さんの肩に手を当てた時、人は支えあって生きていく事ができるのだと確信した。

 

♪♪♪「なぜ 生きてゆくのかを迷った日の跡の ささくれ」

♪♪♪「夢追いかけ走ってころんだ日の跡の ささくれ」

♪♪♪「こんな糸が なんになるの 心許なくて ふるえてた風の中」

 

そこには、レオテーチャンのご主人がおっしゃっていた「ショウガイなんて関係ないんだよ。元気でないんだったら俺の店で食事してくれれば良いんだよ」と言っていた全ての意味が、あの空間の中に表現されているように思えた。

 

美味しい料理と音楽そしてそこに集まった同じ思いを持った人たち

地域の中に利用する者も、利用してもらう者の隔たりは何もなく、ただ人が繋がりをもって生きているというだけで、お互いが支えあえるという事が表現されていたように思う。

 

「地域で人は支えあえる」

 

そう確信できた一日でした。

 

Ns菊地